研究課題/領域番号 |
05452365
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡部 篤行 東京大学, 工学部, 教授 (10114050)
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研究分担者 |
金子 忠明 東京大学, 工学部, 教務職員 (50107562)
貞廣 幸雄 東京大学, 工学部, 助手 (10240722)
浅見 泰司 東京大学, 工学部, 助教授 (10192949)
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キーワード | 空間階層構造 / 都市階層構造 / 土地利用配置 / 階層構造最適化 / 商圏階層構造 / 住宅地空間階層構造 |
研究概要 |
本研究は、都市における施設分布や土地利用配置など2次元上の空間階層構造を分析し、さらに最適化するための基礎理論の構築、及びそれを用いた商圏階層構造分析、住宅地空間階層構造分析、都市階層構造分析などの実証分析を行なうものである。 当初に計画した研究計画は、 1.空間的階層構造をとらえる理論的手法の開発 2.ネットワークなど制限された集合上での圏域を扱う手法の開発 3.最適階層構造を解くためのアルゴリズムの開発 等であった。1.については、空間階層構造のグラフ理論を採用するための手法として、施設の従属関係を示すドローネ三角網を構築し、フリー長、フリー幅、分岐比、k値などによって統計的にその階層構造を分析する手法を開発した。これにより、空間的つながりを考慮に入れた段階構成の分析が可能となり、今後の空間階層構造の実証分析を可能にする基礎を確立することができた。2.については、現在データを整備しつつあり、理論的に検討中である。3.については、1の理論的検討に合わせてアルゴリズムを開発し、現在、基本アルゴリズムは確立することができた。また今までの施設階層構造の最適化問題をレビューし、階層構造最適化問題の定式化の分類を行なった。これにより今までの最適化手法の問題点と課題を整理することができ、次年度からの研究の展望を明らかにすることが可能となった。
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