| 研究課題/領域番号 |
05453183
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| 研究機関 | 徳島大学 |
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研究代表者 |
高石 喜久 徳島大学, 薬学部, 教授 (60035558)
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| 研究分担者 |
中野 公子 徳島大学, 薬学部・付属医薬資源教育研究センター, 助手 (20136279)
宍戸 宏造 徳島大学, 薬学部・付属医薬資源教育研究センター, 教授 (20006349)
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| キーワード | 抗発がんプロモーター / ニシキギ科 / セスキテルペン / がん / 植物成分 / トリテルペン |
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| 研究概要 |
1.Triptogelin A-1のマウス肺がん二段階試験
単離したセスキテルペンの中で単離量の多かったTriptogelin A-1に付いて、最近開発されたマウス肺がん二段階試験を実施した。その結果Triptogelin A-1はコントロールに比較して40%肺がんの発生を抑制した。また本物質はマウスへの長期経口投与にも関わらず毒性を示さなかった。
2.ニシキギ科に含まれるトリテルペン類の単離と抗発がんプロモーター試験
ニシキギ科クロズル茎より新たに12種のトリテルペンを単離し、それらの構造を機器分析、化学反応により決定した。これらトリテルペンに付いて抗発がんプロモーター活性を調べた結果、これまでに単離していたセスキテルペンよりも強い活性を示した。
3.オオツルウメモドキ含有セスキテルペンの単離と抗発がんプロモーター試験
ニシキギ科オオツルウメモドキより新たにセスキテルペン11種を単離し、その構造を決定した。これら化合物はいずれも程度の差はあるが、オオツルウメモドキ抗発がんプロモーター作用を示し、毒性も低かった。
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