• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1993 年度 実績報告書

アレルギー疾患における感染症の好中球機能と細胞内情報伝達機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 05454292
研究機関関西医科大学

研究代表者

小林 陽之助  関西医科大学, 医学部, 教授 (50034062)

研究分担者 高屋 淳二  関西医科大学, 医学部, 助手 (80247923)
谷内 昇一郎  関西医科大学, 医学部, 助手 (70171832)
木下 洋  関西医科大学, 医学部, 講師 (10105778)
キーワードアトピー性皮膚炎 / 気管支喘息 / 好中球機能 / 細胞間接着因子 / エンドセリン-1 / 一酸化窒素
研究概要

1黄色ブドウ球菌の皮膚感染を反復しているアトピー性皮膚炎患児の好中球は、本菌に対して正常よりも強く反応し過酸化水素産生能も増強している。しかし、本菌培養上清を添加した場合、ある種の刺激物質ではその産生能は抑制され、本菌が好中球機能を抑制する物質を産生している可能性を示している。現在、走化能・貪食能に対する本菌とMRSAの影響を検討している。
2アトピー性皮膚炎患児の症状の程度が血中細胞間接着因子(ICAM-1)と相関することを見いだし、論文として投稿中である。
3気管支喘息発作の程度と血漿エンドセリン-1レベルとの相関、およびメサコリン吸入テストによる気道過敏性の指標になりうる可能性を検討し、論文として投稿中である。
4漢方薬による肺胞マクロファージ活性化機構、活性酸素産生機序を検討している。
5アレルギー性紫斑病を初めとしたアレルギー性疾患の機序解明に、一酸化窒素(NO)、細胞内カルシウム・プロテインカイネースC受容体の側面から検討している。本学綜合研究施設に現有の走査型レーザー生物顕微鏡による解析も加える計画である。

URL: 

公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi