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1993 年度 実績報告書

多嚢胞性卵巣症候群患者のインスリン受容体異常に関する分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05454445
研究機関三重大学

研究代表者

豊田 長康  三重大学, 医学部, 教授 (40126983)

研究分担者 田畑 務  三重大学, 医学部, 助手 (40252358)
箕浦 博之  三重大学, 医学部, 助手 (70242964)
浜口 元昭  三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (60242955)
伊東 雅純  三重大学, 医学部, 助手 (00159914)
キーワードPCO / 耐糖能障害 / 高インスリン血症 / インスリン受容体 / 変異
研究概要

LH-RH testなどにより臨床的に多嚢胞性卵巣症候群(以下PCO)を原因とすると思われる無排卵性周期症の患者に糖負荷試験を施行したい棟能障害の有無について検討したところ数例に耐糖能障害を認めた。これらの患者の末梢血リンパ球及び赤血球を用いて下記について検討中である。
1 患者赤血球を用いて、^<125>I-インスリンとの結合実験を行い結合部位数及び親和性につき検討し、同年齢対照婦人を対照群とし比較検討した。
2 患者末梢血リンパ球よりDNA及びRNAを抽出した。まずRT-PCR法によりインスリン受容体mRNAの翻訳領域のcDNAを増幅し、得られた増幅産物をpCRIIベクターに組み込み、現在その塩基配列の決定に取り組んでいる。すでに数クローンにつき塩基配列を決定したが、PRC過程における変異の可能性や変異がヘテロに存在する可能性もありさらに検討を必要とする。
3 患者トランスホームリンパ球を用いて、インスリンの細胞内シグナル伝達機構につき検討した。
(1)インスリン受容体の自己リン酸化能及び外基質リン酸化能
(2)糖輸送体のゴルジ分画より細胞膜分画への移動

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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