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1994 年度 実績報告書

医療処置を伴う在宅看護技術に関する看護職及び一般人への教育指導方法

研究課題

研究課題/領域番号 05454588
研究機関千葉大学

研究代表者

平山 朝子  千葉大学, 看護学部, 教授 (20110356)

研究分担者 井出 成美  千葉大学, 看護学部, 助手 (80241975)
佐藤 由美  千葉大学, 看護学部, 助手 (80235415)
小川 三重子  千葉大学, 看護学部, 助手 (60194453)
山岸 春江  千葉大学, 看護学部, 助教授 (40090386)
キーワード指導方法 / 在宅ケア / 看護技術 / 保健婦 / 家族介護者 / 看護基礎教育 / 継続教育 / 在宅医療
研究概要

1 医療依存度の高い患者と家族への看護技術指導方法の開発
前年度の研究成果を総合し、一般人である在宅患者・家族への看護技術指導方法として、モデル的なマニュアルを作成した。
2 保健婦・訪問看護婦の直面している看護技術上の課題分析
前年度の研究成果から、自治体保健婦が在宅患者・家族への援助上直面している課題を、医療処置を伴う援助技術と家族への介護指導に関することに分けて調べ、在宅ケア援助技術の構成要素を明らかにした。
3 新任期保健婦に実施した臨床研修の効果
1年間の臨床研修を受講した2名の保健婦について、研修期間中及び終了9カ月後に面接調査を行い、研修の過程で学習したこと等を詳細に調べ、研修効果を分析し、保健婦の現任訓練として臨床(医療機関)研修を企画する場合に考慮すべき要因を整理した。
4 医療処置を必要とする在宅患者への援助に関する教育と、看護技術に関する学生の自己評価
神経難病患者に関する家族介護・地域ケアチーム活動の実態を紹介したVTRを視聴させ、これを素材に在宅看護技術や家族介護指導技術に関する84名の学生の関心・態度等を調べ、家庭において展開する看護援助の特徴を伝える教育の方法を再考する資料を得た。
また、各看護領域の臨地実習を終了した57名の学生に対して、在宅看護技術に関する自己評価を実施し、看護技術学習の機会との関連を調べた。これにより、基礎教育課程において、個々の技術教育がどこまで実施できるかが明らかとなり、教育方法の改革を促す基礎資料が得られた。
5 教育対象別の在宅看護技術教育方法の検討
前年度のデータと上記2,3,4の結果を総合し、さらに海外の地域看護教育課程の現状分析も加えて、保健婦・看護婦の基礎教育及び継続教育・リカレント教育における在宅ケア技術の教育方法について検討した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 井出成美,他: "在宅要医療処置患者の看護援助上の課題と保健婦への教育課題" 日本公衆衛生雑誌. 41(10). 436 (1994)

  • [文献書誌] 佐藤由美,他: "大学課程における在宅医療処置関連の看護技術教育の現状" 日本公衆衛生看護教育研究会誌. 5(1),(3月予定). (1995)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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