研究課題/領域番号 |
05454602
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
大櫛 陽一 東海大学, 医学部, 教授 (20203747)
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研究分担者 |
岡田 好一 東海大学, 医学部, 助手
林 芳弘 東海大学, 医学部, 講師 (20198865)
鈴木 荘太郎 東海大学, 医学部, 助教授 (30102841)
太田 保世 東海大学, 医学部, 教授 (90055939)
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研究期間 (年度) |
1993 – 1995
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キーワード | 病診連携 / 医療画像 / ISDN / 光カード / 地域医療 / ネットワーク |
研究概要 |
地域にある6つの医院と大学病院とを繋ぎ総合実験を行った。対象となったケースは、1)地域の医療機関が大学病院にコンサルテーションを必要としたケース、2)プライマリ-ケアを地域の医院で受けており、大学病院での入院治療を必要としたケース、3)大学病院で手術を必要としたケース、4)大学病院で精密検査を必要としたケースであった。病名は、大腸ポリ-プ、胆石症・胆嚢炎・慢性膵炎合併、心筋梗塞とその後の心不全、気管支炎・多発肋骨骨折合併、多発性脳梗塞、胃癌、大腸癌・転移性肝腫瘍、火傷であった。伝送された医療画像は、単純X線写真、CT、MRI、消化管造影、内視鏡写真、病理組織像などであった。伝送時間の測定、画質評価、アンケートによる評価を実施した。画像の入力時間は平均20秒で、参照時間は平均14秒であった。地域の医師からはもっと処理速度が速くなることが期待された。その後、コンピュータと光カードリーダ/ライタのスピードが大幅に向上し、現在では約3倍のスピードが得られる。操作性については十分と判断された。こうしたシステムの利用では医師間の協力用として有用との評価であった。しかし、患者説明用、医師以外の職種との連携用、災害救急時用、障害学習用としての利用には消極的であった。経済性については、初期導入費とカード費用については現状の半額を期待しているが、通信費用については現状で十分との評価であった。
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