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1994 年度 実績報告書

オーエスキー病抵抗性品種の分子育種法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 05506002
研究機関北海道大学

研究代表者

喜田 宏  北海道大学, 獣医学部, 教授 (10109506)

研究分担者 岡部 達二  (株)微生物化学研究所, 部長
関川 賢二  農林水産省, 家畜衛生試験場, 室長
見上 彪  東京大学, 農学部, 教授 (20091506)
笠井 憲雪  東北大学, 医学部, 教授 (60001947)
小野 悦郎  北海道大学, 獣医学部, 助手 (00160903)
キーワードオーエスキー病ウイルス / ヘルペスウイルス / 転写 / 転写抑制
研究概要

1.ヒト単純ヘルペスウイルスのαトランス活性化誘導因子の結合ドメインとオーエスキー病ウイルス前初期蛋白のDNA結合ドメインとのキメラ蛋白がオーエスキー病ウイルス前初期遺伝子の転写を抑制することが判明したので、このキメラ遺伝子をヒトのポリペプチド鎖延長因子1α遺伝子のプロモーターとヒトG-CSFのポリAシグナルの間およびマウスMx1遺伝子のプロモーターとマウスβ-グロビンのポリAシグナルの間に挿入した。これらのDNA断片を、マイクロインジェクション法で各々1514および350個のC57BL/6Jマウス受精卵に導入した。このうちそれぞれ820および198個の受精卵をマウスに移植し、最終的に96および33匹の産仔を得た。
2.これらの産仔から目的の遺伝子が導入されたマウスをサザンブロット法およびPCR法を用いて、選抜し、計25匹の疑陽性マウスを得た。これらのマウスと正常マウスを交配し、得られたF1マウスについて、同様にスクリーニングを行っている。
3.オーエスキー病ウイルス遺伝子の転写制御機構の解明を目的として、オーエスキー病ウイルス前初期蛋白の転写活性化、転写抑制および核への局在化に必要な領域を決定した。
4.ヒトのインターフェロン-αで処理した細胞において、オーエスキー病ウイルス前初期遺伝子の転写が抑制されることを明らかにし、この転写抑制に関わるプロモーター領域を決定した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Taharaguchi,S.: "Mapping of transcriptional regulatory domains of pseudorabies virus immediate-early protein." Archives of Virology. 139. 289-302 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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