• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

高等学校教科書データベースの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 05508001
研究機関大学入試センター

研究代表者

坂元 昴  大学入試センター, 副所長 (00016338)

研究分担者 永野 和男  静岡大学, 情報学部, 教授 (60107224)
菊地 賢一  大学入試センター, 研究開発部, 助手 (50270426)
前川 眞一  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70190288)
鈴木 規夫  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70154565)
清水 留三郎  大学入試センター, 研究開発部, 教授 (00012344)
キーワードデータベース / 全文検索 / 形態素解析
研究概要

現在、全国で60万人近くの受験生が大学入試センター試験を受験するので、その影響は極めて大きく、それにともなって、作題委員の心理的負担も大きい。もし作題の際に、出題したい術語や概念が、どの教科書にどんな頻度で扱われており、また、どのような文脈で出現しているかが、すぐに取り出せれば、作題委員によけいな負担をかけることなく、手際よく良問を作成してもらえる。
この研究では、教科・科目の特徴を考慮して、理科系から生物IIと数学I、文科系から世界史Bを代表としてとりあげ、教科書全文の入力をし、入試問題作成に必要な用語の検索を可能とするデータベース、HisTexDBシステムを開発した。
システムは、3つのサブシステムからなっている。
一つは、教科書全文登録システムである。
二つは、インデックス作成システムである。
三つは、教科書データベース検索システムである。
さまざまな試行錯誤の後、生物に関しては、実用に供することのできるシステムの開発ができ、試験問題作成委員の評価も高かった。同じような手順にしたがって、世界史はじめ、教科書全文データベースから恩恵を受けることの多い地理歴史、公民、理科を中心に実用システムの構築に進めるまでの成果が得られた。さらに、現在、大学入試センターにおいて、開発実用している、試験問題データベースと統合した、総合的な試験問題作成支援データベースシステムの構築を目指している。

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi