研究課題
対称とする金属、コンクリート、プラスチック、セラミックおよび繊維断熱材等の建設構造物を構成すモデル化した試験片の放射熱物性特性にかんする、データーベースを確立するための計測を実施し、求めた実験データを計算用のソフトデーターとして入力しておく。熱的イメージ法にかんする入射エネルギーゲンとして、パラボラミラーを持つ2kwのハロゲンランプの試作を完了し、その集光性に関する予備実験を開始する予定である。実画像から近赤外に至る赤外線映像装置と既設の遠赤外線映像装置および紫外および可視化映像にフイルターをかけて色相画像を求める改良を施した色相計を試作し、これらの一連の画像を既設のフイルターと組合せによる分光解析と画像処置を実施する赤外線分光装置を組合せた多相分光システムの組み上げの作業および数値解析計算処理システムの完備にむけてのソフトウエヤー完備のための一連の作業に着手した。内面に剥離層を有するセラミック試験体について試作したハロゲンランプをもちいて高熱流束加熱試験を実施し、赤外および遠赤外線映像装置によるその検出限界を明らかにするための試験を実施した。また、応用例として、埋設構造物の検出限界を明らかにする事を目的として、熱伝導率の異なる埋設構造物試験片を地中に埋め、その大きさや深さを変えて、屋外での検出限界に関する試験を実施中であり、これらをモデル化した、数値解析計算のソフト作成かんする、作業に着手した。
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