研究課題/領域番号 |
05555159
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中島 正愛 京都大学, 防災研究所, 助教授 (00207771)
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研究分担者 |
五十嵐 秀一 理研精機(株), 開発部, 課長
加藤 博人 建設省建築研究所, 第四研究部, 研究員
森迫 清貴 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (90127168)
岩井 哲 京都大学, 防災研究所, 助手 (60184850)
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キーワード | オンライン応答実験 / 自己学習機能 / サブストラクチャ法 / 制御精度 / 静的ジャッキ |
研究概要 |
本研究では、実験に過度の縮小模型を使うことなく、大型構造物の地震時応答を再現しうるオンライン応答実験法を提案することを目的とし、(1)サブストラクチャ法の考え方を導入したオンライン応答実験を考え、それを実現するための数値積分アルゴリスムと実験制御機構を開発すること、(2)数値モデル化に際して、それを先見的にモデル化するのではなく、実験から逐次得られる情報にシステム同定法を適用することによって、数値モデルを構築・更新する手法を考案すること、の二点を具体的な研究項目として設定している。 平成5年度に得られた主な成果は以下の通りである。 (1)多自由度構造物に対処するための解析法・実験誤差累積を制御する手順の開発 オンライン応答実験に適合し、無条件安定な解を保証し、さらに実験誤差累積制御機能を有した新しい積分法(α-OS法)を提案するに至った。 (2)応力・変位境界条件混在型制御実験のための制御機構の開発 荷重制御と変位制御を自由に選択し、また載荷途中で随時切り替えることのできる新しい制御機構を開発した。 (3)履歴特性の数値モデル化手法の開発 等方硬化と移動硬化を組み合わせた履歴モデルを誘導した。
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