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1993 年度 実績報告書

栄養繁殖作物等に発生するウイルスの迅速診断法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05556007
研究機関山口大学

研究代表者

亀谷 満朗  山口大学, 農学部, 教授 (40233978)

研究分担者 津田 新哉  茨城県, 生物工学研究所, 技師(研究員)
大木 理  大阪府立大学, 農学部, 講師 (00128761)
前田 孚憲  岡山大学, 資源生物科学研究所, 助教授 (10038309)
都丸 敬一  東京農業大学, 総合研究所, 教授 (40172176)
キーワード植物ウイルス / 迅速診断法 / 抗原抗体反応 / ろ紙 / ラテックス
研究概要

1.迅速免疫ろ紙検定法(RIPA)を行う際の抗体感作着色ラテックスの濃度とラテックスに感作する抗体の濃度について検討したところ、抗体感作着色ラテックスの濃度は小球形ウイルスの場合0.01%、ひも状ウイルスの場合0.02%にした時に明瞭な反応が得られた。また、反応の弱いウイルスの場合、ラテックスとくに着色ラテックスに感作する抗体の濃度を通常の2倍の200ug/mlとすることにより、やや明瞭な反応が得られた。
2.RIPA法のさらなる簡便化を試みた。ろ紙の下端から15mmの位置に着色ラテックスを、20mmの位置に白色ラテックスをスポットして乾燥しておき、この下端から植物組織汁液を吸収させる。着色ラテックスが植物汁液とともに移動し、陽性の場合にはスポットが2つになる。検出時間は30秒以内である。本法は球形ウイルスひも状ウイルス共に検出でき、感作ラテックスをスポットして乾燥させたろ紙スリップは室温で3ヵ月以上保存可能であった。
3.RIPAにおける操作性と感度を向上させるため別に改良を行った。正方形に切断したガラス繊維ろ紙の下面中央部にビニールテープを貼り、それを吸湿性の紙の上におき、資料および着色ラテックスを水平に展開する。その結果、検出時間、操作性、検出感度が向上した。
4.新たにキク微斑ウイルス、オドントグロッサムリングスポットウイルス、シンビジウムモザイクウイルス、インゲンマメ黄斑モザイクウイルスの抗血清を作製した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大木理・亀谷満朗: "RIPA法による植物ウイルス検出手順の簡便化(講要)" 日本植物病理学会報. 60(発表予定). (1994)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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