研究課題/領域番号 |
05557090
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
菅原 利夫 大阪大学, 歯学部, 助教授 (10116048)
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研究分担者 |
南 克浩 大阪大学, 歯学部・附属病院, 医員
森 悦秀 大阪大学, 歯学部, 助手 (00231639)
作田 正義 大阪大学, 歯学部, 教授 (00028755)
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キーワード | 人工顎関節 / 顎関節 / 三次元計測 / 慢性関節リウマチ |
研究概要 |
1.解剖実習用屍体14体の顎関節の下顎窩および下顎頭の位置とその表面形状を三次元的に計測し、人工顎関節の形態と力学的問題点の検討を行った。また、同様の計測をヒト乾燥頭蓋骨24体についても行った。(第7回日本顎関節学会総会-松本市にて発表) 2.解剖実習用屍体の顎関節の骨変化および関節円板の変形、癒着、穿孔および関節窩内での下顎頭の位置について検討した。(第7回日本顎関節学会総会-松本市にて発表) 3.慢性関節リウマチ患者における顎関節の症状およびエックス線的な変化について調査を行った。 4.人工顎関節臨床応用症例の形態的機能的経過を観察した。一例において下顎頭のゆるみが疑われたが、現在のところ形態的にも機能的にも大きな問題点はなかった。(第6回中之島リウマチセミナー大阪市、第4回日本顎変形症学会総会-鹿児島市、第48回日本口腔科学会総会-別府市にて発表) 5.人工顎関節の形態的機能的改善のため従来からの研究成果を取り入れ新しいモデルへ改良中であり、1995年4月頃には改良モデルの試作が完成する予定である。
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