研究課題/領域番号 |
05558012
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
清水 康敬 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)
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研究分担者 |
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
赤堀 侃司 東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
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キーワード | 社会人技術者 / マルチメディア / 業務支援 / 学習システム |
研究概要 |
本研究では、企業等で働く社会人技術者が業務を遂行しながら、必要に応じて学習環境に入れる業務支援学習システム(PSLS,Performance Support Learning System)の構築と、そのコースウェアを作成することを目的としている。本年度は、コースウェアの内容の選定、システムに求められる機能の抽出、システム構築のための開発環境の整備を行なった。 (1)技術者が業務で直面する場面について考察し、支援の方法を検討した。その結果、業務の種類に関わりなく、用語の解説、概念の学習、方法・手法の学習、測定データの処理および整理、シミュレーションによる予測、プリゼンテーション、ドキュメンテーションの機能が必要であることがわかった。 (2)測定データの評価や測定のシミュレーションを行なうために、ワークステーションを購入した。実際にいくつかのカテゴリの実験における測定値を、X-Windowシステム上で、処理・整理して表示、プリゼンテーションする方法やシミュレーションの方法やその結果の表示方法について検討した。 (3)学習コースウェアとして、先に整理した機能をどの様に利用するか、またシステムとしてどのように組込むかについて検討を行なった。 (4)本研究で目的とするシステムを構築するプラットフォームを検討した。実験室や野外の実験場での利用やシステムの普及等を考慮した結果、MS-Windows 3.1が適当と判断した。すでに、MS-Windows 3.1上で動作するマルチメディア環境が多数あるので、それらの機能を調べ、本システムでどの様に利用するかを検討した。
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