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1994 年度 実績報告書

業務支援学習システム(PSLS)による社会人技術者向けコースウェアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 05558012
研究機関東京工業大学

研究代表者

清水 康敬  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (10016561)

研究分担者 西方 敦博  東京工業大学, 工学部, 助手 (60260535)
中山 実  東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
赤堀 侃司  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
キーワードCAI / 社会人技術者 / マルチメディア / 業務支援 / 学習システム
研究概要

本研究でな、企業等で働く社会人技術者が業務を遂行しながら、必要に応じて学習環境に入れる業務支援学習システム(PSLS,Performance Support Learning System)の構築と、そのコースウェアを作成することを目的としている。本年度は、学習システムのコンピュータディスプレイ表示に関する、基本的な特性に関する検討と、電磁波ノイズに関する計算プログラムの開発・作成を中心に行なった。
(1)業務支援学習システムによる学習・業務の遂行においては、コンピュータ画面に表示される情報が、適切かつ効果的な方法で掲示される必要がある。本年度は、文章表示における改行や空白行の挿入効果と表示ディスプレイの画像品質による影響の2つの観点から研究を行なった。まず、文章表示に関する研究では、改行や空白行を挿入することによって、文章内容の理解や記憶に効果を与えることを確認した。また、画像品質による、画像情報や文字情報の認識に要する時間の変化を調べ、学習や認識に与える影響を定量的に分析した。
(2)電磁波シールドの学習をより容易にするために、いくつかのモデルから構成される多層形電磁シールド材の解析手法を確立した。また、このシミュレーションプログラムを作成し、様々な条件における特性を検討し、効果的なシールドの方法や評価の方法についてまとめた。
(3)システム構築のプラットフォームとして、パソコンを購入し、電磁波シールドのシミュレーションプログラムを組込んだ。また、汎用の電磁解析プログラムも購入し、システム構築の参考とした。
(4)学習コースウェアを検討し、解析手法やシミュレーションプログラムの効果的な利用方法について考察した。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 外山健一郎: "パソコンディスプレイにおける文章の改行効果に関する検討" 教育工学関連学協会連合第4回全国大会講演論文集. 2. 233-234 (1194)

  • [文献書誌] 浅野樹美: "輝度変化に対する瞳孔面積変化モデル" 電子情報通信学会論文誌. J77-A. 794-801 (1994)

  • [文献書誌] Mamoru Nagatsuka: "Pupil Size and EEG Affected by Visual Stimuli" Electronics and Communications in Japan. 77. 58-67 (1994)

  • [文献書誌] 清水康敬: "遠隔教育における情報技術の利用" 電気評論. 79. 40-45 (1994)

  • [文献書誌] 清水康敬: "高度映像情報社会と企業内教育" 産業訓練. 40. 16-21 (1994)

  • [文献書誌] Yasutaka Shimizu: "A Feasibility Study on Utillzing Communications Satellite Network System for Education of Professionals" Japan 21st. 33-37 (1994)

  • [文献書誌] 清水康敬: "通信メディアの教育利用と今後の可能性" ニューメディア総覧, 2 (1994)

  • [文献書誌] 清水康敬: "コンピュータネットワークと教育" パソコン活用百科, 6 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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