研究課題/領域番号 |
05558019
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研究機関 | 放送教育開発センター |
研究代表者 |
藤田 恵璽 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (60021317)
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研究分担者 |
村川 雅弘 鳴門教育大学, 学校教育研究科, 助教授 (50167681)
野島 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
織田 揮準 三重大学, 教育学部, 教授 (90024489)
三尾 忠男 放送教育開発センター, 研究開発部, 助手 (20219596)
伊藤 秀子 放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (00108052)
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キーワード | 高等教育 / 教授過程 / 授業研究 / 授業評価 / 教授法改善 / 映像教材 / 自己モデリング / 自己学習 |
研究概要 |
研究目的:我が国の大学で行われている教授過程の形態的・機能的分析とその類型化を行い、多様な教授活動の映像化を試み、効果的な教授法の教授法の研究と教授法改善のための自己学習を支援する映像教材を開発する。 研究効果:1.教授過程映像記録システムの準備:教授者自身で容易に教授過程を撮影・記録できるように設計した。構成は液晶モニターを内蔵したビデオカメラとアングルを遠隔操作できる三脚などの映像収集機器と、ワイヤレスマイクなどの音声収集機器からなる。また、少人数の教授学習過程を記憶するために卓上専用マイクロホン一式も揃えた。 2.授業の工夫・改善の事例の収集:研究分担者が担当する授業について、7大学11科目の講義、演習、実習などの事例を収集した。これらをもとに、カリキュラム、授業設計、メディア利用、授業行動、学習行動、映像記録、の方法と問題点などを検討した。 3.教授学習過程の実験的検討:映像教材における教授法、教材提示す法などを比較分析し、視聴テスト作成のための基礎資料を得た。 4.実験・分析のための支援システムの開発:カラー印刷装置の制御プログラムを整備した結果、資料映像から最大24面の静止画像をシートにカラー印刷する多画像同時印刷の作業かせ容易になった。また、反応データ記録装置の視聴テスト実験用の機器仕様を検討し、マニュアルを作成した。 5.学生による授業評価:評価項目の分析、授業改善への利用法や問題点の討議を行った。また、学生による授業評価票の作成と実施、その意義についての学生のレポートなど、新たに視点からの資料も収集された。 6.自己学習ブログラムの開発のための準備:教授者の自己モデリングによる教授法改善を支援する準備段階として、授業設計、教授者の自己評価、改善のための映像記録の利用などを調べるため調査項目を作成・試行した。
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