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1994 年度 実績報告書

運動モデル360度回転によるスキルの3次元解析システム開発と新指導法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 05558021
研究機関八戸工業高等専門学校

研究代表者

福田 廣夫  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 教授 (60042131)

研究分担者 鳴海 寛  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 助教授 (30042154)
工藤 隆男  八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (10110214)
キーワード3次元解析 / 運動モデル / 360度回転 / ステイックピクチャー / 関節角度
研究概要

日本スキー学会第4回大会(平成6年3月、於、新潟県)に於いて、運動モデル360度回転による技術分析の方法論の発表は、3次元解析のシステム開発の妥当性からオリジナリティーとして評価されたといえる。これを手がかりとして、平成6年度の研究目的の中心は、(1)技術分析の方法論(2)統計手法によるデータの定量化(3)運動モデル360度回転システムの再評価であった。(1)については、分析モデルのステイックピクチャーの膝角度表示、重心位置のソフト化が進んでいる。(2)については「スキー滑降フォーム」の解析を第一義的に実施しているところから、様々な状況の元での資料収集に務め解析中である。(3)については、このシストムの応用性の観点から、他の種目で特に「フォーム」を重要視する種目、例えば空手、体操、水泳飛び込み、剣道型、競歩の判定など多くの種目が考えられる。また、システムの再評価としては、デスプレイ上の分析画面が1つであったものを更に拡大し、9個の分析画像から、解析上の効率化を計った事である。
平成6年度の研究目的の実施上の成果は、平成7年度に継続される内容もあるが、「スキー滑降フォームの3次元解析システムについて」として、日本スキー学会誌に掲載された(日本スキー学会誌、第4巻第1号1994年7月号)。この研究論文の概要は、上記(1)〜(3)の目的をほぼ満たすものであり、特に角度表示、分析画面の拡大は既にプログラム上の完成をみている。この研究成果は、平成7年度の研究に弾みをつけるものであり、分析精度の向上や他種目への応用と、このシステムの発展性に期待したい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 福田廣夫: "スキー滑降フォームの3次元解析システムについて" 日本スキー学会誌. 第4巻. 56-65 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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