1.本年度は科研費の示達、交付が12月にあり、直ちに本研究の為の主要装置である超高真空用の真空容器、真空排気装置、超高真空に対する真空計、および残留ガス分析装置を設計した。真空容器は特に昨年度までの高真空の為のグローモードプラズマ源を用いた放電洗浄(特許)のデータをベースにそれから2桁ほど良い超高真空に拡張できるように考慮し、容器サイズ、仕様、部品の性能を決めた。 2.設計完了後直ちに発注した。製作過程に置ける注意も払った。 3.納入後組立、調整、および試験運転を開始した。その結果、ベーキング、及び放電洗浄により実験目的を達成するための超高真空を得る可能性を見いだした。 4.次年度で購入する予定のデータ処理系の検討を進めた。
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