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1994 年度 実績報告書

重度障害者の生涯教育としての学校卒業後の生活の自立と社会参加に関する実践研究

研究課題

研究課題/領域番号 05610181
研究機関宮城教育大学

研究代表者

藤島 省太  宮城教育大学, 教育学部・障害児教育講座, 助教授 (90165374)

キーワード生涯教育 / 自主学習活動グループ / サポートシステム / 進路
研究概要

本年度は、
1.昨年度に引き続き、親・重度障害者およびボランティアから成る社会参加や自立援助のためのサポート・システムとしてのグループを構成し、身辺処理に加え、料理や買い物等の活動、それにともなう数量操作学習、文字学習、道具の操作学習、身体機能の学習、社会機構等の学習状況を設定した。
2.また、必要に応じ個別の学習を設定し、上記活動が円滑に進行するための個別学習援助を行なった。
3.今年度の実践からは、自ら主体的に活動することが困難な人への対処の仕方、行動調整に困難をかかえた人の課題への集中を促す試み、22歳で初めてひらがな文字を学習が可能となった人の文字学習の促進などを通して、卒業後の継続的な学習の必要性が示された。
4.また、これまでの事例についてのビデオ資料の編集を行ない、来年度の総括に向けての取組みも行なった。
5.来年度は、こうした実践から障害者にとっての生涯教育の必要性と学校教育に必要な条件について報告書を作成する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 門田亜希子・藤島省太: "ひらがな文字の一塊的受・発信行動を分子合成的受・発信行動に変換することを試みた実践的研究" 日本特殊教育学会第32回大会発表論文集. 114-115 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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