1.研究初年度の研究作業を踏まえて、平成6年度はいよいよ第3回目の追跡調査を実施した。調査時期は、対象者が最も回答しやすい時期に当たる8月に実施した。従来の調査対象者(静岡大学教育学部の卒業生で静岡県下で教職についた8つの年齢の異なるコ-ホ-トをつくった)に加えて、新たに9つめのコ-ホ-ト(1993年3月卒業生)を対象者とした。 アンケート調査は、従来通り、郵送法で行い、対象者2492人のうち、1379人から回答を得た(回収率55.3%)。郵送法としては比較的高い回収率であった。 研究初年度に引き続き、調査対象者(9つのコ-ホ-ト)の中から、年齢の異なる各コ-ホ-ト毎2〜3人の方にインタビュー調査を実施した。平成6年度に実施できた方は、10人であり、それぞれに対して平均3〜4時間の「教師としてのライフコース」についてのインタビューを行った。 以上の2つの研究作業(アンケート調査の集計・分析、インタビュー調査の記録おこしと分析)を昨秋以降行ってきているが、前者については自由記述の整理と読み取りに、後者については記録おこしとプライバシーの問題が関係し、計画以上の時間がかかってしまっているのが現段階である。 しかし、その作業を通じてえられた知見とデータとを利用して、裏面記載のような研究成果を発表できた。
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