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1993 年度 実績報告書

明治初年における神道国教化政策の展開過程-大山崎離宮八幡宮を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 05610281
研究機関神奈川大学

研究代表者

中島 三千男  神奈川大学, 外国語学部, 教授 (40159166)

キーワード神道国教化政策 / 廃仏毀釈 / 大山崎離宮八幡宮
研究概要

1研究の目的
中世に大山崎油神人の拠り所として創建され、近世においては幕府より950石の神領を与えられて「当職」と呼ばれる6人の社家によって独特の神領支配が行われていた大山崎離宮八幡宮が、明治維新期の廃仏毀釈を経て神社の近代的再編の中でどのような変容を被ったのかということをあきらかにすることにあった。
2研究の実施過程
在地(京都府大山崎町、大阪府島本町)の神社や旧社家宅に所蔵されている文書、及び京都府総合資料館などに所蔵されている厖大な文書の収集を三度にわたって行い、そこで得られた資料の筆写・整理を行い、今後の研究の基礎的データを作成した。
3新たな知見
今後の総合的研究のほんの一部分であるが、とくに新たに得られた知見は、旧神領時代においては離宮八幡宮に隷属し、同社の祭典にも奉仕していた天台宗西観音寺の廃仏毀釈、椎尾社への転換について
(1)西観音寺の僧侶の動向
(2)西観音寺檀家農民の廃寺に対する抵抗
の二点についてかなり具体的に明らかにすることができた。

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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