研究課題
中国・朝鮮(北朝鮮・韓国)・日本における壁画関係の文献・資料の収集をおこなった。そうした資料をもとに東アジアにおける壁画の変遷を追究した。南朝・北朝と高句麗壁画との関係、隋唐壁画と日本(高松塚)・渤海(貞孝公主墓)との関係を具体的に比較研究をおこなった。日本の装飾古墳との関係は、壁画題材にみられる思想(世界観、昇仙思想)は流入しているが、たとえば高句麗壁画の直接的影響関係などは否定することが論証しえた。
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