研究分担者 |
杉谷 貞男 福井大学, 教育学部, 助教授 (20112005)
山口 光代 福井大学, 教育学部, 教授 (50029518)
三上 俊介 福井医科大学, 教授 (00126640)
時田 武 福井大学, 教育学部, 助教授 (00020123)
下村 宏彰 福井大学, 教育学部, 教授 (20092827)
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研究概要 |
1.Morita理論的観点から無限次元ホップ代数の環への作用を研究することに成功した。これは有限次元の場合のCohen-Fischman-Montgomeryの理論の拡張である。近々Marcel Dekker社から出版される“Advances in Hopf Algebra"(Bergen-Montgomery編)に掲載される予定。 2.量子線形群(とくにbraided bialgebra)の基礎研究については,Comm.Algebraの21巻に発表した。その中のbialgebraの2-cocycleによる積の変更理論を応用することにより,Drinfeldのquantum doubleの正しい作り方とその一般化および応用に成功した。(これは竹内光弘氏との共同研究である。) 3.quasitriangularホップ代数の斜体への作用の研究については,Sweedler4次元ホップ代数H_4の4元数環への作用について興味ある具体的成果を得た。とくに任意の4元数環は基礎環上のH_4のホップ代数としての接合積なる。1993年7月の第38回代数シンポジウム(東北大学)で発表。
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