研究課題
平成6年度は超重力理論における宇宙論的困難の一つであるポロニ-問題の解を、スケールのない超重力理論を基に、発見した。現在この考えをさらに発展させて低エネルギーでの予言を行っている。また超対称標準理論においてニュートリノが質量をもてば、レプトン・フレーバーの破れが起こる。詳細に研究した結果、例えばμ→εγやτ→μγ崩壊が将来の実験でみつかるほど大きな崩壊確率を持ちうることを示した。さらにニュートリノが質量をもっている場合の宇宙物理への効果等をレビューしてそれを図書として出版した。
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