研究概要 |
おもりを取付けた金属細線の共振振動数の変化を計測することにより高圧下にある流体の密度を測定する新しい手法にもとづく振動細線型密度計の開発研究にあたり,平成7年度において以下の項目について進展を見た。 1.有機流体のひとつであるn-オクタンを用いて約100MPaまでの密度測定を行い,密度計の基本性能を調べた。 2.使用する金属細線の直径を変化させ,使用細線の太さと密度計の基本性能の関係を調べた。 3.本密度計は室温より高温,約70℃までの範囲で,その基本性能を低下させることなく使用できることが明らかになった。 4.本研究の成果のまとめを第4回アジア熱物性学会にて発表した。
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