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1993 年度 実績報告書

真空中におけるレーザアブレーション粒子挙動の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05650286
研究機関九州東海大学

研究代表者

堤 忠民  九州東海大学, 工学部, 教授 (60248606)

研究分担者 岡野 大祐  九州東海大学, 工学部, 助教授 (00169129)
園田 義人  九州東海大学, 工学部, 教授 (90117143)
キーワード真空中放電 / レーザ・トリガ
研究概要

本研究は、新空中における絶縁破壊現象解明のための基礎研究である。
現在詳細実験のために準備中であるが、今までに明らかになったことは次の通りである。
電極表面に置かれた微粒子は絶縁破壊のトリガになり得る。
銅電極表面に100mu程度の金属微粒子を複数個置き、印加電圧を徐々に上昇させる。そうすると、電極間で絶縁破壊が発生する直前に、金属微粒子が電界の力により電極間を移動することがヘリウムネオンレーザによって確認された。
従って、CO_2パルスレーザ(出力最大3ジュール)のエネルギーを、光学レンズにより焦点を0.5mm以下に絞って電極表面に照射し、その光エネルギーによって電極から金属粒子をアブレートさせることが出来れば、CO_2レーザは絶縁破壊のトリガになり得る。
平成6年度はこの効果を確認し、各種条件下での実験を行い、真空中放電のメカニズムを解明する。

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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