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1995 年度 実績報告書

戦前の極東ロシアにおける日本人居留地の空間的特質と生活様式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 05650592
研究機関早稲田大学

研究代表者

戸沼 幸市  早稲田大学, 理工学部, 教授 (50063566)

研究分担者 佐藤 洋一  早稲田大学, 理工学部, 助手 (10277832)
浅野 聡  三重大学, 工学部, 講師 (70231892)
後藤 春彦  早稲田大学, 理工学部, 助教授 (70170462)
キーワード極東ロシア / ロシア沿海州 / 外国人居留地 / 外国人居留 / 日本人居留 / ウラジオストク / 日本近代史(戦前期)
研究概要

本年度の成果は、主に以下の3点から行った調査結果にもとづくものである。
1)中心市街地建造物の調査→日本人の居留していた地域を含む中心市街地の建造物を(1)建築物名、(2)建造年、(3)構造・階数、(4)設計者などに関する資料を入手、整理し、外観の写真撮影を行った。それらの結果から、スウェトランスカヤ通りの建築物に関して、1996年3月日本建築学会関東支部研究報告会にて発表を行った。
2)1910-20年代における日本人の商店分布図の作成→昨年度作成した現地発行の日本語新聞「浦潮日報」に掲載されている日本人商店に関するデータベースに基づき、日本人商店の分布図を作成した。この分布図は、現地の郷土史の展示がなされているアルセ-ニエフ郷土博物館に展示されることが予定されている。
3)現地発行の日本語新聞「浦潮日報」の収集及び整理→上記2)など、日本人関係の生活に関する情報は、国会図書館に所蔵されていた「浦潮日報」を閲覧することで得ていたが、同図書館に所蔵の全ての紙面と福井県敦賀市立図書館所蔵分を全てコピーすることにより入手した。現在その内容の分析を急いでいるところである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 戸沼幸市・佐藤洋一・鷲見和重: "ウラジオストクの中心市街地に関する研究その4・スウェトランスカヤ通りの建築物" 日本建築学会関東支部研究報告集. 237-240 (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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