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1993 年度 実績報告書

土壌の窒素循環における固定態アンモニウムの定量的把握

研究課題

研究課題/領域番号 05660075
研究機関九州大学

研究代表者

河口 定生  九州大学, 農学部, 助教授 (20091366)

キーワード窒素循環 / 固定態アンモニウム / 硝化
研究概要

固定態NH_4^+の代謝・回転に関与する硝化菌、脱窒菌などの微生物フロラと無機態窒素の動態から、土壌の固定態NH_4^+は、これまでの知見に反して、かなり速く代謝循環し、固定態NH_4^+の大部分は硝化により粘土鉱物から放出された。また、それらの窒素は有機化反応と脱窒作用をうけずに土壌溶液に残存した(下図を参照)。さらに、固定態NH_4^+の放出と交換性NH_4^+の再固定態の平衡には、粘土鉱物の層間間隔を支配するKとCaの著しい関与は推察された。

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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