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1994 年度 研究成果報告書概要

家畜におけるマイクロサテライト DNA多型に関する育種学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05660319
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 応用動物科学
研究機関北海道大学

研究代表者

上田 純治  北海道大学, 農学部, 助教授 (50002374)

研究期間 (年度) 1993 – 1994
キーワード家畜 / ブタ / DNA / マイクロサテライト / PCR / 遺伝的多型
研究概要

マイクロサテライトDNA多型は、一般にその座位が哺乳類のゲノム中の染色体上に散在し、また著しい遺伝的多型を示すことから、集団内での個体識別や親子鑑定、また遺伝子地図作成のために極めて有効な遺伝的標識になるのではないかと注目されている。そこで、本研究では、RIを用いずに新たなマイクロサテライトを検出する方法の開発を試みた。マイクロサテライト検出のためのプローブDNAとしてマウス(Ly-3)とブタ(MP77)のマイクロサテライトの反復配列部位をPCRによって合成したものを用いた。この合成DNAをDIGで非放射性標識し、ブタにおいて実証実験を行った。ブタのDNAを制限酵素(MboI)で処理し、プラスミド(pUC18)のBamHI切断部位にライゲーションし、大腸菌(JM109)に導入後、LBプレートに広げ、コロニーハイブリダイゼーションを行ったところ、上記プローブによってシグナルを得た。シグナルの得られたプラスミドをシーケンス後、反復配列部位の両端部の塩基配列に基づき2対のブライマ-(MPH7F:5'GATCTTTCCACTTAACCTTTTTGTC,MPH7R:5'TTTATCATTGTAAGACAGATTTGTA)(MPH9F:5'GGCAAACATTCAGACCAGAG,MPH9R:5'GAATCTGTCCATAATCAAGG)を合成した。PCR後、RIを用いずに、アクリルアミドゲル電気泳動とエチジウムブロマイド染色によって新たな変異が検出できた。本実験の結果より、マイクロサテライトの変異の全検出過程を非RI的に行える方法を実証することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 紺屋直樹.長南史男: "肥料価格安定の経済効果" 農経論叢. 51. 189-198 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 1996-04-15  

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