• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1994 年度 実績報告書

脳脊髄液中の補体蛋白とPancreatic Thread Proteinの濃度測定による補体変性疾患の早期診断の試み

研究課題

研究課題/領域番号 05670549
研究機関千葉大学

研究代表者

山田 達夫  千葉大学, 医学部付属病院, 講師 (60159217)

研究分担者 得丸 幸夫  千葉大学, 医学部, 助手 (90197880)
キーワード脳脊髄液 / 補体蛋白 / 神経変性疾患
研究概要

本課題についての研究は筋萎縮性側索硬化症並びに末梢性脱髄性神経疾患において実施した。
ALSについてはCSF中のC_4dがほぼ全例で高値を示した。ALSは初期に頚部脊推症との鑑別が困難でありこの点でも、もしCSFC_4dの測定が鑑別に成り得ればと期待していたが、見事に実証することができた。又、平山病は低値あり、この事実も病変の広がりの判定に役立つ。
末梢性神経炎では脱髄性疾患で著明な高値が認められた。CSF中のC_4dについてであるが、この点は神経根の病変と1:1の対応にあった。正確な電気生理学的判定との対応で得られた結論である。又、CIDPに限ってみると神経根の病変を示唆するC_4dの高値は治療に対しても、その選択(治療後の)と予後に、示唆を与えることが明らかになった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] T.Yamada: "Immunohistochemistoy with antibodies to hepcotocate groooth factor" Brain Research. 637. 308-312 (1994)

  • [文献書誌] T.Yamada: "Immunohistochemistoy with an antibodies to human liver carboxyleatercse" Brain Research. 658. 163-167 (1994)

  • [文献書誌] T.Yamada: "Immunohistochemistoy using antibodies to α-interroikin" Neurogei lett. 181. 61-64 (1994)

  • [文献書誌] T.Yamada: "Selective localigation of gelatirase A" Acta Neuropathol. 89. 199-203 (1995)

  • [文献書誌] T.Yamada: "Localization of an isoform of corboaglerkrase" Brain Research. (in press). (1995)

URL: 

公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi