研究課題/領域番号 |
05670865
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
田中 弘之 岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (80231413)
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研究分担者 |
井上 勝 岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (20253023)
久保 俊英 岡山大学, 医学部・附属病院, 助手 (50252961)
清野 佳紀 岡山大学, 医学部, 教授 (80028620)
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キーワード | Ca^<2+>依存性蛋白キナーゼ / セコステロール骨格 / 単クローン抗体 / ビタミンD受容体 |
研究概要 |
1.ビタミンD情報伝達機構におけるCa^<2+>依存性蛋白キナーゼ(PKC)の関与を検討する目的で、ヒト前骨髄性白血病細胞HL-60及び、そのmutantでありビタミンD受容体を欠くHL-60Blastを用い、PDBu結合能を指標に、ビタミンDのPKC誘導能をさらに詳細に検討した。 その結果、ビタミンDのPKC誘導能はセコステロール骨格にのみ依存し、側鎖構造は大きな役割を担っていないことが明らかとなった。 2.ビタミンD受容体D結合部位にエプトープを持つ単クローン抗体を用い、膜分画のD結合蛋白を探索した。しかし、核膜にわずかにD結合部位と交差反応性を示す蛋白が検出されたのみで、細胞膜上には明らかな相同性を示す蛋白は検出されなかった。 これらのことより、ビタミンDの即時型の反応には、ビタミンD受容体またはそれの相同蛋白が関与している可能性は少ないことが示唆された。
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