研究概要 |
ラットの呼気中^<14>CO_2放射能(比活性)を測定するための呼気回収装置について、平行して輸液ルートも維持出来るようにいろいろ工夫,改良を加えている。すなわち,ラジオアイソトープを投与しないラットを対象としてin vivoで呼気回収装置を評価しつつ,装置の完成に努めた。 主としてCO_2回収システムが確立されていないため,〔1-^<14>C〕-ロイシン持続静注法による蛋白代謝動態解析法が実施出来るに至っていない。 以上,全般的に当初の研究計画に比べ,研究が遅れ気味であるが,今後早急に実験法を確立し,"侵襲下に於てアミノ酸主体高カロリー輸液が従来よりの標準的な高カロリー輸液に比べ優れているか否かについて蛋白代謝動態の面から評価を下したい。
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