1.Zoladexの抗腫瘍効果の基礎検討 1)ヒト培養胃癌細胞(KATO-III細胞とMKOI)と同培養乳癌細胞(HBC-4とHBC-5)を用いてZoladexの抗腫瘍効果を検討した。いずれの癌でもER陽性細胞(KATO-III細胞とHBC-4細胞)の増殖を抑制した。この際、培養液のE_2を検討する必要があると思われた。 2)ヒトヌードマウス移植胃癌、乳癌培養細胞を移植して、それぞれの細胞の増殖を検討した。Zoladexを投与するとヌードマウスの血中エストロジエン付着明に直下し、それにつれて腫瘍の増殖も抑制する傾向を示した。 2.ヒトスキルス胃癌患者のZoladexを投与すると、血中エストロジエンは低下し、乳癌患者の投与量と同程度でよいと考えられた。
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