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1994 年度 実績報告書

植え込み型プログラマブル骨格筋刺激装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 05671113
研究機関信州大学

研究代表者

深谷 幸雄  信州大学, 医学部附属病院, 助手 (80199174)

研究分担者 黒田 秀雄  信州大学, 医学部附属病院, 助手 (60234613)
キーワード植え込み型骨格筋刺激装置 / Cardiomyoplasty / 循環補助
研究概要

我々はこれまで、骨格筋を循環補助に使用することをめざした研究の促進に必要な、バースト刺激と種々の刺激様式の設定が可能な植え込み型骨格筋刺激装置の開発を行ってきた。これまでに、(1)バースト刺激、(2)実験動物への植え込み、(3)刺激条件の経皮的設定変更および(4)心臓同期刺激が可能な骨格筋刺激装置の回路設計と試作機製作を行い、併せて開発したプログラマ-およびソフトウェアを用いた急性実験でその基本動作を確認した。また、加工が容易で安価なABS樹脂を使用したコンテナ-を製作し、刺激装置回路を収納する技術を確立して、実際の植え込みに備えた。
今年度は、これまでに確立された技術をもとに7台の刺激装置を製作し、体重25-30kgの7頭の雑種成犬に実際に植え込んでその耐久性に関する評価を行い、以下の様な結果を得た。
電池容量と理論的消費電流からは約9ケ月程度の連続作動が見込まれることから、4台については概ね良好な結果と判断されるが、残りの3台は短期間で停止しており、使用する電池の問題も含めて個体差の低減が今後の大きな課題として残された考えられる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 黒田秀雄: "心臓同期プログラム可能植え込み型骨格筋刺激装置の開発とその機能評価" 日本人工臓器学会雑誌. 23. s140- (1994)

  • [文献書誌] 黒田秀雄: "バースト刺激型骨格筋刺激装置(植え込み心臓同期プログラム可能型)の開発" 骨格筋の心臓への応用. 5. 26-29 (1994)

  • [文献書誌] 篠原正典: "加速度センサを用いた骨格筋疲労の検出" 骨格筋の心臓への応用. 5. 1-4 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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