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1994 年度 実績報告書

末梢神経障害の病態(血流変化よりみた実験的検討)

研究課題

研究課題/領域番号 05671227
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

坂田 たけ教  埼玉医科大学, 医学部, 助教授 (80178558)

研究分担者 日野原 真一  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (20199011)
研究概要

A:非展開性絞扼性末梢神経障害モデルの作成
方法:家兎の肘関節で上腕骨遠位端を露出、外側上顆部より肘部管に向かい、直径1.2mm、長さ12mmの螺子を挿入。トレッドミルで肘関節へ1時間/日の運動負荷を与え、絞扼性神経障害モデルを作成
実験経過:現在、最長18カ月のモデルまで作成、12カ月モデルでは運動神経伝導速度の遅延をやや認めるも、病理組織学的には末梢神経障害モデルは確立できていない。今後さらに長期に渡り(18-24カ月)、病理学的、電気生理学的に追求する予定である。
B:silicone tubeよる直接圧迫実験
20羽の家兎坐骨神経を露出し、直径1.8mm,長さ15mmのsilicone tubeで囲い、慢性絞扼性神経障害モデルを作成。現在、作成後4カ月である。今後、6,8,10,12カ月モデルで神経内血流量測定(カラーマイクロスフェア-法)、電気生理学的、病理学的に末梢神経の病態について追求する。
なお、項目Aによるモデルについても血流量の測定を行うものである。
C,末梢神経内血流量の測定
前年度の実験で非放射性カラーマイクロスフェア-(CMS法と略す)による血流量測定で筋肉、皮膚の血流量測定は可能であるが、末梢神経内測定は対象物が小さく測定することが困難であることが判明した。MSの直接左心房投与、MSの計量せず、左右の比較等改良後の予備実験中である。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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