研究課題
3年間にわたる研究.討議の結果、下記要点につき結論を得た。1.ステムの長さについて(千葉和宏が主に担当)・日本人大腿骨には15cmの長さが生力学的にみて最もふさわしい。・挿入するステムの長さを変えると、大腿骨表面ひずみに対する影響はステム先端部に表われず、近位部に大きく現われた。2.ステム髄腔支持部との関連について(本間隆之が主に担当)・近位部支持型が理想である。・しかし現実にはある程度の長さ(15cm)がないと近位部支持型にはなり得ない。3.ステム近位部の形状について(下村哲史が主に担当)・近位部外側に張り出し(フィン型)を有する形状が生力学的見地からみて有利である。
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