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1994 年度 実績報告書

腫瘍局所における細胞間接着分子の発現による抗腫瘍効果の増強についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 05671693
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

新藤 潤一  神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (10084758)

研究分担者 松本 剛一  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (60199867)
小瀬 晃  神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (70215268)
キーワードIFN-γ / ICAM-1
研究概要

研究1 IFN-γがマウス扁平上皮癌NR-S1細胞上のICAM-1抗原の発現に及ぼす影響について。
研究2 エフェクター細胞のNR-S1に対する接着と反応時間について
1)NR-S1の調整
接着標的となるNR-S1は実験の72時間前に24穴プレートに3×10^4/wcllに調整し培養しておいた。
2)エフェクター細胞の調整
新鮮脾細胞あるいはLAK細胞を1×10^7/mlに調整し、^<51>Crを100μl添加し2時間培養した。標識終了後のエフェクター細胞を4×10^5/mlに調整し、先に用意しておいたNR-S1に4×10^5/wcllずつ加えた。37℃にて15,30,60,90,120,180,240,300,360,420分間培養した。各経過時間ごとに3wcllずつ3回洗浄し、非付着細胞を除去した後、1N Hclにて残存した付着エフェクター細胞を破壊し、溶液回収後ガンマーカウンターにて計測した。最大遊離はwellを洗浄せずに全細胞を破壊し、また最小遊離はエフェクター細胞を加えない培養液だけを回収して得た。
結果
研究1 IFN-γ100U/ml添加24時間後に発現量は約2.5倍に増強し、72時間後には約2倍と低下を示した。500U/ml,1000U/mlでは24時間後には100U/mlと同程度の増強であったが、48時間後には約3倍の増強であった。72時間後には発現量はやや低下した。
研究2 NR-S1と新鮮脾細胞との接着は15分後にみられ(接着率3%)、その後接着率はやや低下するが7時間後までみられた。LAK細胞との接着は経時的に接着率の上昇が認められ、7時間後には約8%の接着率を示した。

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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