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1994 年度 実績報告書

機能的反対咬合による顎の偏位が小児咀嚼筋活動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 05671728
研究機関朝日大学

研究代表者

田村 康夫  朝日大学, 歯学部, 助教授 (40113047)

研究分担者 篠田 圭司  朝日大学, 歯学部, 助手 (30206106)
キーワード機能的反対咬合 / 顎の偏位 / 咀嚼筋 / 筋電図 / 非対性正指数 / 小児
研究概要

平成6年度では前半において5年度の成人での研究成果を小児歯科学雑誌、第32巻に発表した(裏面参照)。
さらに本年度は成人における実験結果をもとに、機能的反対咬合を有する小児12名を用いて、治療前後における両側側頭筋および咬筋活動の対称性を非対称性指数(Asymmetry lndex)を用いて観察を行い、治療によりどのように筋活動の対称性が変化するか検討を行った。また筋電図記録時に被検児の歯列の印象採得およびバイトワックスによる咬合採得を行い、左右の犬歯後方歯の接触点数、下顎正中の偏位量などを測定し、筋活動との関係について検討した。
その結果、側頭筋では顎が偏位している側や、早期接触のある側の筋活動が大きくなる傾向が認められた。また、咬筋では成人と同様に接触点数の多い側の筋活動が優位になる傾向が認められた。治療途中の小児もいるためまだ最終的な検討を行っていないが、本年度の研究で機能的反対咬合を有する小児においても側頭筋と咬筋の筋活動に影響を左右する因子は成人でのシュミレーション結果と同様であることが示唆されている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高柳英司,田村康夫,吉田定宏: "Asymmetry Indexを用いた左右咀嚼筋活動の評価" 小児歯科学雑誌. 32. 518-528 (1994)

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公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

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