研究課題/領域番号 |
05680065
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
中山 茂 神奈川大学, 経営学部, 教授 (40012348)
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研究分担者 |
常石 敬一 神奈川大学, 経営学部, 教授 (00039786)
市川 浩 広島大学, 総合科学部, 助教授 (00212994)
八耳 俊文 青山学院女子短期大学, 教養学科, 助教授 (30220172)
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キーワード | 科学技術 / 占領 |
研究概要 |
今年度は占領軍資料のほかに、麻布の外務省外交史料館の占領軍との往復文書の資料収拾に当たった。そして、その精読にもとづいて何人かの人にインタービューを試みた。これからも、都留重人氏らに科学技術行政評議会(STAC)のことについてインタービューする。 執筆活動としては、現在『日本の科学と技術』(学陽書房)の戦後日本科学技術史の通史第1巻、占領期の執筆に追われており、3月末までに史料集の選択とともに、完成する予定である。 これから成果をそろそろまとめて、原稿にして行く段階にきている。執筆予定として、 1.岩波現代思想史講座『占領と戦後改革』科学技術の章で、STACと日本の傾斜生産などの関係を論じる。 2.岩波新書『戦後の科学技術の方向』(仮題)で、占領軍の敷いた路線がどれほど戦後の日本の科学技術の型を形成する上に影響したか、を論じるつもりで、目下構想中である。 3.占領軍資料の翻訳(大月書店) 4.占領軍の科学技術課の正史の翻訳(日本図書センター) 5.外務省外交史料館の関係史料の出版(EM出版)
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