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1993 年度 実績報告書

文科系大学の理科教育改革の試み-「理科ミニマム」の策定と講議内容の実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 05680151
研究機関一橋大学

研究代表者

上田 望  一橋大学, 商学部, 教授 (00013417)

研究分担者 柴田 尚美  一橋大学, 商学部, 助手 (90235581)
尾崎 成子  一橋大学, 法学部, 助手 (80134873)
根本 節子  一橋大学, 社会学部, 助手 (10017642)
御代川 貴久夫  一橋大学, 社会学部, 教授 (40078598)
矢野 敬幸  一橋大学, 商学部, 教授 (70013696)
キーワード文科大学 / 一般教育 / 理科教育 / 理科ミニマム
研究概要

「理科ミニマム」は大学入学までの理科教育のエッセンスを整理し、また文系大学における理科教育につなぐための科目として提案された。平成5年度はその内容について一橋大学において一般教育を担当する物理、化学、地学、環境科学、生物の5分野、及び文系専門教育を担当する教官、また文科系私立大学において理科教育を担当する教官により検討された。それに基づき以下のような試案が策定され、平成6年度冬学期に一橋大学小平分校において、特殊講義「理科ミニマム」(2単位)として1、2年生を対象に開講されることとなった。
「理科ミニマム(試案)」:
1.単位系、スケールと数学(対数・指数)。2.力学:質量、力、速度、加速度の概念とスカラー、ベクトル量、微積分。3.電磁気学の単位系、振動・波動現象と三角関数。4.物質の構成要素。5.化学結合。6.多体系の法則。7.熱力学。8.光と物質の相互作用。9.生物の共通性。10.生物の多様性。11.地球と宇宙。12.生態学。13,14.予備・調整日。15.テスト。
1項目につき1回(95分)が割り当てられる予定である。アンケート、レポート、テストにより学生の理解度、講義内容の適不適を知り、「理科ミニマム」の改善をはかる。

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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