研究概要 |
最終年度はGMSの画像1年分をdatabaseとして完成させ、検索のための画像もdatabaseに含めた。そしてこのdatabaseを有効に利用できるsoftwareとして、従来から開発してきた解析programを統合し、完成させた。 この解析programでは1)画像検索 2)ノーマル画像表示 3)16色画像表示 4)立体画像表示 5)短冊状切り出し表示 6)重ね合わせ表示 7)動画表示 8)画像ロード機能 9)画像セ-ブの9つの機能が含まれており、menu画面からreturn keyによって処理を選択するか、表示画像の日時などを入力することによって目的の画像処理ができるようになっており、誰にでも手軽に利用できるGMS画像の教材化については一応完成した。なお、2校で利用実践をしたが、小学校5年生でも容易に利用できることが実証された。また、こうした画像databaseと解析softwareの開発の成果を情報処理教育研究集会や日本雪氷学会等で公表した。しかし、授業実践では解析に時間がかかり、今後さらにprogram言語の変更を含めて検討する必要がでてきた。 なお、今年度はinternetによる画像dataの収集や画像ファイル変換、NOAA画像の解析programなどの開発も行い、総合的にsatellite dataの教材化について研究、開発を行った。その一部は福島大学教育実践研究紀要No.27,情報処理教育研究集会講演論文集No.7に掲載した。
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