研究概要 |
立地選定方法に関する研究については,アメリカ,次いでECに立地する場合の選定方法について,意思決定支援システム(DSS)を設計したが,これらは1工場の立地選定であった。 本年度は,複数工場を立地させる場合について,工場間の関係を考慮した選定アルゴリズムを構築し,学会で成果を発表した。2工場以上を考える場合には,立地候補地点の組み合わせ問題となり,計算時間が膨大なものとなるが,これを解決する方法を提示した。 生産拠点における発注方式に関しては,在庫量変動と発注量変動を同時に制御する定期発注方式について,最適制御理論を適用し,定式化を行い解を得,その成果を学会で発表した。 以上の成果をとりまとめ, ・最適制御理論を用いた定期発注システムの一研究 ・工場における資材,部品,仕掛品の保管倉庫の割当の適正化 ・Design of a Decision Support System for Overseas Plant Location In the EC ・Multi-Echelon Inventory Production System Solution 等の論文として,学会誌に掲載(投稿中も含む)した。
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