研究課題/領域番号 |
05680374
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
小坂 俊吉 東京都立大学, 工学部, 助手 (60094265)
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研究分担者 |
松田 磐余 関東学院大学, 経済学部, 教授 (60087145)
塩野 計司 東京都立大学, 工学部, 助手 (30128574)
望月 利男 東京都立大学, 都市研究センター, 教授 (80087270)
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キーワード | 自然災害 / 生活支障 / 調査法 |
研究概要 |
当初の実施計画にしたがい、つぎの事がらを達成した: 1.標準化調査法の理論的背景を構築した: 震害事例の収集と分析により、定性的な因果系列図を作成し、これにもとづいて、被災地の住民がこうむる家庭での日常生活への影響を対象として、計量化比較調査の理論的な背景を構築した。 2.標準化調査の実施に関する具体的手順を検討した: 定性的な因果系列図に定量的な情報を付与するためのアンケート調査を企画し、調査票の作成と、調査結果の分析法の開発をおこなった。 3.標準化調査法を試行するための準備をおこなった: 秋田県・能代市(1983年日本海中部地震)と島根県・浜田市(1986年10号台風)を対象として、標準化調査法による試行調査を企画し、現地踏査をおこなって、その実施に関する可能性を検討した。 4.標準化調査法の敷衍による、生活支障の予測的評価法を開発した: 標準化調査法で採用した考え方とおなじフレイムワークのもとで、住民の生活形態と地震被害の態様を説明変数として、生活支障の「つよさ」を予測的に評価する方法を開発した。また、この方法を試行的に適用するために、モデル地域を定め、地域住民の生活形態に関する調査を実施した。
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