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1993 年度 実績報告書

ヒト歯槽骨におけるBMPおよびTGF‐beta活性について

研究課題

研究課題/領域番号 05771812
研究機関昭和大学

研究代表者

八上 公利  昭和大学, 歯学部, 助手 (00210211)

キーワードヒト歯槽骨 / BMP / TGF‐beta / 高齢者 / 骨誘導
研究概要

1.研究材料の処理
手術あるいは抜歯の際に採取した歯槽骨を脱水、脱脂した後、フリーザ-ミルにて粉砕して均一の骨粉を作成した。次いで0.5N塩酸にた脱灰後、4M塩酸グアニジンで処理し抽出物を得た。そして、この抽出物のBMP活性およびTGF‐beta活性を測定している。
2.BMP活性による骨誘導能の測定
グアニジン抽出物と残渣物を混合してWistar系雄性ラットの背部皮下に埋入し、2週間後にこれを回収して骨誘導活性を測定している。骨誘導活性は埋入物のCaおよびP含量の測定により評価している。現在、CaおよびP含量の定量中である。また一部は、10%ホルマリンにて固定、パラフィンに包埋、薄切してH‐Eおよびトルイジンブルー染色を施し、組織学的検索を行った。その結果、一部にトルイジンブルーに濃く染まっていると思われる所見が見られた。
3.TGF‐betaの測定
塩酸グアニジン抽出物を酸に溶解し、TGF‐beta_1 ELISAシステムを用いて測定している。現在検体を増やし計測中である。

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公開日: 1995-05-17   更新日: 2016-04-21  

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