研究概要 |
臨床応用でのRT-PCR(Revearsed Transcriptase-Polymerase chain reaction)法をもちいてサイトカインの定量法を確立する目的で本年度の検討をおこなった。まず泉谷はIL-8のmutantCDNA,さらにはmutantRNAの作成を行い,これをもちいてIL-8mRNAの腸管での発現をすでに検討しており、同様の方法をもちいて、ひふについても検討をはじめた,尋常性乾癬や膿疱性乾癬患者についての検討を皮膚組織3-6mmのパンチ生検より実施し、定量生を検定しており今回の研究助成金によって購入できた機械にてその測定を実施し、一部はTri-contionental Dermatological meetingにて発表した。(1993年11月)また現在IL-4,IL-5についてのmutant cDNAをつくることができ、これらの検討を単に皮膚だけではなく腸管についてもアトピー性皮膚炎を中心に実施している。また好酸球が皮膚疾患において重要な働きをしているかをち原とは顆粒タンパクについての検討をまず抗体のレベルでしらべ、皮膚アレルギー学会に報告した。
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