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1993 年度 実績報告書

In situ hybridizationを用いた眼内増殖の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05807164
研究機関京都大学

研究代表者

田辺 晶代  京都大学, 医学部, 助手 (80243020)

研究分担者 谷原 秀信  京都大学, 保健診療所, 助手 (60217148)
柏井 聡  京都大学, 医学部, 助手 (50194717)
山本 文昭  京都大学, 医学部, 助手 (60191441)
千原 悦夫  京都大学, 医学部, 助教授 (20111958)
吉村 長久  京都大学, 医学部, 講師 (70211662)
キーワード網膜色素上皮 / 眼内増殖症候群 / PCR / in situ hybridization
研究概要

主要な興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸は神経の可塑性および神経毒性において重要な役割を果たしている。今回我々は、ラット網膜におけるNMDA receptor(NMDAR)およびmetabotopic glutamate receptor(mGluR)のmRNAの局在についてin situ hybridization,Northern blotting analysisを用いて検討した。NMDAR1mRNAは神経節細胞層と内顆粒層の全ての層,特にその内側に認められた。またmGluR mRNAは,神経節細胞層とアクマリン細胞の存在する内顆粒層の内層に認められた。特にmGluR2 mRNAを持つ細胞は,不均一に存在する傾向にあった。外顆粒層にはNMDAR1,mGluRどちらのシグナルも認められなかった。網膜に多種のグルタミン酸受容体が存在し,その局在に相違が認められることは,網膜におけるグルタミン酸受容体の機能の多様性を示唆すると考えられる。

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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