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1993 年度 実績報告書

インプラントヒーテイングシステムによる口腔癌の組織内温熱化学療法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 05807191
研究機関名古屋大学

研究代表者

藤内 祝  名古屋大学, 医学部, 講師 (50172127)

研究分担者 雨宮 好文  千葉工業大学, 工学部, 教授 (50023221)
松井 正顕  名古屋大学, 工学部, 教授 (90013531)
林 康司  名古屋大学, 医学部, 助手 (10238131)
キーワードインプラントヒーティングシステム / 口腔癌 / 温熱療法 / 温熱化学療法 / 組織内温熱療法 / シスプラチン / VX-7癌
研究概要

口腔癌に対するインプラントヒーティングシステム(IHS)による温熱療法と化学療法との併用療法の抗腫瘍効果をみるために、動物実験をおこなった。実験は併用療法の抗腫瘍効果と、温熱療法を併用することによる化学療法(抗癌剤)の濃度変化の検討を行った。
実験-1(抗腫瘍効果)
方法:腫瘍はVX-7癌を白色家兎の舌筋肉内に移植し、無処置群、化学療法単独群、IHSの温熱療法と化学療法併用群の3群について検討した。化学療法はCDDP(2mg/kg)を静脈投与し、IHSの温熱療法は30分加温し、化学療法と温熱療法は同時併用とした。
結果:経時的にTumor Growth Curveをみると、無処置群は経時的に増大の一途をたどり、4週目には7.8倍に達した。化学療法単独群も徐々にではあるが増大をたどり、4週目に約2.8倍であった。温熱化学併用群は腫瘍は減少していき、4週目にはほとんど消滅した。
実験-2(濃度変化)
方法:VX-7癌を白色家兎の舌筋肉内に移植し、IHSの温熱療法・化学療法併用群(CDDP同時投与)と化学療法単独群(CDDP単独投与群)でCDDPの腫瘍組織内濃度を原子吸光法により測定し検討した。化学療法はCDDP(3mg/kg)を静脈投与し、IHSの温熱療法は30分加温とした。
結果:温熱化学療法併用群のCDDP濃度は2.30g/g、CDDP単独投与群の濃度は1.72g/gであり、有意に温熱併用群でのCDDP濃度が高かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 藤内 祝: "口腔癌に対するImplant Heating System(IHS)を用いた組織内温熱療法と化学療法との併用療法" 日本ハイパーサーミア誌. 9. 197 (1993)

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公開日: 1995-02-08   更新日: 2016-04-21  

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