• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1994 年度 実績報告書

アジア太平洋地域の経済的相互依存とマクロ開発政策に関する計量分析

研究課題

研究課題/領域番号 05832006
研究機関神戸大学

研究代表者

豊田 利久  神戸大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (90030668)

キーワードアジア太平洋経済圏 / グローバル・モデル / 経済政策の国際的波及 / IMFと世界銀行 / 開発援助政策
研究概要

当該年度においては、次の2点の研究を行った。
1.アジア太平洋圏を中心としたグローバルな小型計量モデルを構築し、前年度収集したデータを用いて、モデルの推定やシミュレーションを行い、経済的相互依存関係の計量分析を行った。分析対象としては、日本、北米、オセアニア、その他先進国、アジアNIEs、ASEAN、その他アジア途上国、その他途上国の8地域とし、各国(地域)内ブロックとそれらをリンクするための連関ブロックから成るモデルの分析である。特に、日本や北米のマクロ政策や途上国への援助政策(所得移転)の波及効果を分析し、いくつかの新しい効果を得た。
2.途上国のマクロ開発援助政策について、IMFと世界銀行という二つの国際機関の政策の理論枠組を提示し、そのマクロ・モデルを用いて、それぞれの政策の特徴、効果、および限界を考察した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 豊田 利久: "マクロ開発政策論としてのIMFモデル" 国際協力論集. 1. 87-98 (1993)

  • [文献書誌] 豊田 利久: "開発援助政策論としての世銀モデル" 国民経済雑誌. 169. 1-17 (1994)

URL: 

公開日: 1996-04-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi