・過去に得られたデータについて 中国の北京・敦煌・青島と、日本の熊本周辺・日本海上空で採集されたアジア黄砂粒子の分析結果をまとめて、それらの粒子の鉱物的な特徴を比較・検討している。 ・研究開始の準備について (1)国立環境研に訪問して採集される黄砂粒子を冷却または過熱した状態での個々分析法について研究打合せを行い、試験サンプルでテストも実施した。 (2)熊本天草半島最西端(荒尾岳)において黄砂時と非黄砂時に粒子採集を行った。 (3)湿度制御ESEM分析用の試料台を設計し加工してもらった。 (4)個々の粒子の吸水力を測定する計画を立ち上がった。 ・分析の進行状況について (1)ESEMによる黄砂粒子の形態と元素組成の分析を行っている。 (2)ESEMによる個々の粒子の吸水力の分析を行っている。
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