研究概要 |
キバラン帯はアフリカ中央部に位置する中期原生代変動帯キバラン帯に分布する、Co,Ni,Ta,Nbなど希少金属鉱床の分布と化学的特徴を明らかにし鉱床の成因についての研究を行った。 KOKONYANGI氏は、平成18年7月、コンゴ民主共和国キバラン帯において現地地質調査を行い、地質構造の解析と岩石・鉱床試料の採集を行った。採集した鉱床試料および岩石試料について、XRF,ICP-Msを用いて鉱物学的、地球化学的分析を行った。キバラン帯の精細な地質調査と岩石学的・地球化学・同位体分析により形成年代や火成・変成作用の特徴を明らかにした。岩石学的・地球化学・同位体年代学分析により、岩石学的・鉱床学的特性を総合的に解析し、キバラン帯金属鉱床の形成モデルを構築した。研究成果をモザンビークで開催されるアフリカ地質会議など国際学会で発表した。さらに国際学術雑誌に投稿した。
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