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2005 年度 実績報告書

マイクロチャネル乳化を用いたカロテノイド油滴エマルションの生産

研究課題

研究課題/領域番号 05F05675
研究機関独立行政法人食品総合研究所

研究代表者

中嶋 光敏  独立行政法人食品総合研究所, 食品工学部, 部長

研究分担者 RIBEIRO Henelyta Santos  独立行政法人食品総合研究所, 食品工学部, 外国人特別研究員
キーワードマイクロチャネル乳化 / βカロテン / エマルション安定性
研究概要

マイクロチャネルを用いたベータカロテンを含有するエマルションの作製とその特性解明の研究を推進した。従来の機械的乳化法では、106 to 108J/m3と高いエネルギー投入が必要であり、また作製できる液滴の大きさは0,1μmから100μmと広く分布して、多分散化する。マイクロチャネル乳化は、エネルギー消費量が少なく、液滴径の分布が狭いエマルションを作製できる新しい方法である。カロテノイドは高価で、熱や酸化、光に弱く、使用しにくいが、天然着色料や機能性食品素材として、安定で、安全な低価格な乳化分散系の作出が求められている。そこで、マイクロチャネル乳化を用いて、βカロテンを含有する単分散エマルションの作製を行い、バイオアベイラビリティを高めるための検討を行った。βカロテンの濃度は、分光化学的に計測し、エマルション液滴の大きさは、画像処理および粒度分布計で計測した。マイクロチャネル乳化法によりエマルションを作製し、直後と数週間保存した状態での物理的および化学的安定性の検討を進めている。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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